霊とは

目に見えないものの存在を理解する。

自分自身の魂が穢れていたり霊に取り憑かれていれば、人生はたちまち滞ってしまいます。濁流のごとき、なす術もなく溺れてしまうことでしょう。私達は、目に見えないものに対しては鈍感です。ご先祖様を忘れて供養を怠るようになったり、自我から己の魂を穢してしまったり神様仏様に対して失礼な振舞をするものです。
本人に問題はなくとも周囲の悪意や先祖代々の因縁、また家屋などの環境によって問題が生じる場合もよくあります。
目に見えないものの存在の影響を受けていない人は一人もいないと言っても過言ではないでしょう。

 

未成仏霊とは

未成仏霊となった魂は現世とあの世の暗闇の中に存在します。
一度未成仏霊になりますとあの世には、自分の力では旅立つことが出来ません。現世に留まり常に誰かに「気がついて欲しい」「助けて欲しい」と訴え続けているのです。
他力でなければあの世に旅立つことは出来ません。

未成仏霊の種類

地縛霊 自分自身で思い残し念を持って死んだ霊、土地に憑き、成仏できない霊を地縛霊と言います。戦争の跡などの悲惨な歴史を持つ場所(土地)や交通事故や不慮の死をとげた霊たちが、その土地に訪れた人に憑き自分の無念を晴らそうとする場合が多いです。
生霊 生きている人間の魂が激しい念によって身体から抜け出したものが生霊です。あらゆる災厄をもたらす恐ろしいものです。しかも最悪なことに生霊は自分の意思ではコントロールできない厄介な霊です。生霊を出した人も憑かれた人も苦しむことになるでしょう。
色情霊 生前の異性に未練を残して死んだ霊です。性的欲求を持ったままこの世に留まっている霊です。異性又は同性へ、恋心や性的な恨みを残した霊。禁欲的な生活を強いられていた人、性的に倒錯していて満足が得られなかった人も色情霊の影響を受けやすく、魅力にあふれている人にも憑きやすい。
水子霊 流産や堕胎、幼くして亡くなった子供の霊で基本的には、血縁ですが最も憑きやすいのは母親で次には、その子の兄弟や孫です。自分に水子がいなくても家系をたどれば必ず一体や二体はいるはずです。水子は女性だけではなく男性にも憑きます。母体に宿った小さな命がこの世で産声をあげることなく絶えてしまったことは大変残念であり、哀しいことです。水子様の分まで未来に向かって積極的に生きることが本当の供養になります。
浮遊霊
 人間は、死ねば霊界へ行かなくてはいけないのですが、死の自覚が持てず、漠然とこの世の中にいる感覚で、ふらふらしている霊の事を言います。自分がどのような状態にあるのか認識出来ない為、人にとり憑いて災いをもたらすことが多いです。淋しかったり、苦しかったりするので救いを求めて浮遊しています。
先祖霊 血縁関係で成仏出来ない霊のことを言います。先祖霊は子孫の助けが無くては成仏出来ないため、いろいろなメッセージを伝えてきます。先祖供養が足りないと、どんどんメッセージが過激になり体調を崩したり、不幸な人生になっていきます。先祖供養を疎かにすると大変なことになりかねません。
動物霊 動物霊には、未成仏霊や生霊などが動物化したものと、犬や猫などの本物の動物霊となったものの二種類があり、未成仏霊や生霊などが動物化したものは、邪気の一種です。強い未練や執着は蛇となって現れ、狡さや下劣さの表れはキツネとなってとり憑き人も浅ましくなっていきます。
 もう一つは、犬や猫などの動物が霊となる原因は、人に殺された恨みがほとんどです。
(弱肉強食の為に亡くなった動物は未成仏霊にはなりません)
 また、飼い主が死んだペットに強く執着したり逆に、死んだペットの方が主人を慕うあまり動物霊になってしまう場合もあります。
邪気・念
 邪気というのは、マイナスエネルギーの事です。人が邪気を生む原因は我欲、他人の不幸を願う「妬み」や「僻み」八当たり、自分かってな行動を取ったりする事も邪気を生みだし、「楽をしたい」といった怠惰(たいだ)な気持ち「自分ばかりが損をしている」といった不平不満なども邪気を生みます。
 邪気は、他の人にとり憑きその人の人生に様々な悪影響をもたらします。特定の誰かではなく、どのような相手にもとり憑きます。自分が生みだした邪気が自分にとり憑くこともあります。

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